[J1]第22節 FC東京 vs 清水エスパルス

2020 J1リーグ 第22節

FC東京 0 – 1 清水エスパルス

Stadium:味の素スタジアム

得点
22分:田川享介(東京)
55分:永井謙佑(東京)
79分:ジュニオール・ドゥトラ(清水)
92分:アダイウトン(東京)

FC東京
FW 田川享介(69’内田宅哉)、永井謙佑(69’アダイウトン)、オリヴェイラ(90’原大智)
MF 安部柊斗、高萩洋次郎、三田啓貴(69’シルバ)
DF 小川諒也、オマリ、森重真人、中村拓海(84’中村帆高)
GK 林彰洋
sub:波多野豪、丹羽大輝

清水エスパルス
FW ジュニオ、ドゥトラ、金子翔太(62’後藤優介)
MF 西澤健太、西村恭史、鈴木唯人(73’成岡輝瑠)、奥井諒
DF アウグスト、六平光成、ヴァウド
GK 梅田透吾
sub:大久保択生、金井貢史、宮本航汰、河合陽介、中村慶太

落ち着いた試合運びでした。

しっかり勝ててよし。

緩い試合は許さねえ

 前節は大雨の中、サッカーなのかなんかのかもわからないような試合で競り負けました。しかし今シーズン未だ連敗がないのが東京だ。レアンドロがガンバ戦でこっそりやったラフプレーが問題視され、3試合の出場停止。

 記念すべき300試合目を迎えたのが高萩洋次郎。なかなかの大記録だおめでとう。渡辺はコンディション不良ということでまたベンチ外になった。あとは想定内のスタメンです。

 3-1で勝ったにも関わらず、試合後のインタビューで怒りの表情を見せた長谷川監督。

「今日はあんまよくなかったですね」
「前半はスイッチが入っていないようだった」
「1-0で勝っている時間も負けている気分だった」

 いつもは負けても穏やかな表情を見せることが多いのに、なかなか珍しい。しかし監督がそういうのもわかるほど、たしかに立ち上がりはよくなかった。ボールを握られるのはいつも通りだけど、プレーの強度も低くずるずる下がってしまう。奪ってもただ前に蹴るだけでまるでペースを取り戻せないでいた。

 話は変わるようで変わらないんだけど、拓海いいよね。何より足元の技術が高いから安心して見ていられる。配給のセンスもあるし、スプリントするし。いつも70分過ぎたくらいからあからさまにバテ始めるのはもう少し体力つけるかコントロールするかした方がいいとは思うけど。

 そんな拓海のところでボールを落ち着かせることが出来るようになって、少しずつ流れを引き寄せることができた。そこからもポゼッションは清水だったけど、特に怖いシーンも手堅く試合を進めていた。

 2-0で試合を締めようかというところで、林が試合への興味を繋ぐプレゼントをくれてやったおかげで最後までわからない試合になったが、まあ快勝と言っていいでしょう。2点リードの時点で既にあまり清水には覇気がなくなっていたし。

 あとさ、もう内田はいいんじゃない?交代枠5枚の特例のおかげで回ってきているチャンスを生かそうとする気が感じられない。今日もいつも通り希薄な存在感だったし、出てきてわずか数分でアシストを記録した原の方にもっと時間をあげてほしい。最近たまにベンチに入るようになった他の若手の方がギラギラしてて印象いいよ。

 3点目こそアダイウトンがとったけど、最初の2点は日本人選手だけで点を取れたのは今日のいいところ。レアンドロがいないとどうしてディエゴ依存になってくるし、まあそういう部分もないわけじゃないけど、もっと自分たちが試合を決めると思ってこれからもお願いしたい。

 長かった連戦も次で一区切り、勝って終わろう。終わりではないけれど。

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