[J1]第23節 横浜FC vs FC東京

2020 J1リーグ 第23節

横浜FC 1 – 0 FC東京

Stadium:ニッパツ三ツ沢球技場

得点
88分:草野侑己(横浜)

FC東京
FW オリヴェイラ、永井謙佑(70’アダイウトン)、田川亨介(70’原大智)
MF 安部柊斗、高萩洋次郎(46’三田啓貴)、シルバ
DF 小川諒也、オマリ(46’渡辺剛)、森重真人、中村帆高(83’中村拓海)
GK 林彰洋
sub:波多野豪、内田宅哉

横浜FC
FW 一美和成(41’皆川佑介)、瀬沼優司
MF 斉藤光穀(74’草野侑己)、手塚康平、安永玲央、松浦拓弥(24’瀬古樹)
DF 志知孝明(74’袴田祐太郎)、小林友希、伊野波雅彦、マギーニョ
GK 六反勇治
sub:南雄太、熊川翔、佐藤謙介

負けるような試合じゃなかったけどな・・・
決めきれないとこうなる。

スイッチを入れるのが遅すぎた

 8月から続いた19連戦もこれで終わり。久しぶりに次の水曜日には試合がありません。まあそれはちょっと寂しいけれど、ひとまずはお疲れ様でした。

 メンバーを見ても大きなターンオーバーはなし。右サイドバックは長谷川監督が上手に回しているなという気がする。明確に序列はつけずに切磋琢磨させていくことで成長を促す。彼らの存在もあってか諒也のプレーも安定してきたようだ。

 中盤を高萩をトップ下に置いた正三角にしていた前半は、あまり良いプレーが全体的に出来ていなかった。前から行っても勇気のある横浜FCのビルドアップを食い止められず、後ろでボールを回収しても、前に蹴るばかりで収まりどころが見つからない。三田を入れて4-4-2にした後半はまだ良くなった。

 サイドバックは高い位置を取らないが、代わりにシルバが結構上がっていって、コーナーキックをだいぶ取っていた。最終的には試合を通じて10回もチャンスがあった。

 三田のキックの精度は悪くなかったものの得点には結びつかず。たしかに不運なハンドの見逃しは3回あって、いずれもVARがあればPKだったと思うけど、それだけを言い訳にはしたくないと思う。派手な試合ではなくてもそれなりにチャンスはあった。田川のところにはよくボールが落ちてきていたから、決めてくれないとな。

 失点の場面は剛の弱点が出たシーンだ。明確に跳ね返せばよい時は迷いなく弾き返すのに、ああいう中途半端な扱いに困るボールが来ると、まごつくのは初めてのことじゃない。他の大きなピンチもなかっただけにもったいなかった。オマリは気合入って頑張ってるから、ポジション奪われないようにしないとね。

 終盤は拓海が入ってから明らかに右サイドの攻撃が活性化して、決定的なチャンスがいくつか生まれていただけに残念だった。というか失点してヤバいと思ってあんなにギアを上げられるならもっと早い段階でそうすべきだった。こんなこと思いたくはないが、相手を舐めていた部分もあるんじゃなかろうか。

 ともあれクソほどに過密な日程を終えて、悪くない戦績だったと思う。消化試合数が揃った時にはもう2つ3つ順位は下にいることになると思うけど、まずまずですよ。本当にお疲れ様でした。

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