[J1]第15節 FC東京 vs 横浜FC

2020 J1リーグ 第15節

FC東京 2 – 1 横浜FC

Stadium:味の素スタジアム

得点
17分:皆川佑介(横浜)
30分:田川亨介(東京)
85分:原大智(東京)

FC東京
FW レアンドロ、永井謙佑(55’アダイウトン)、田川亨介(71’原大智)
MF シルバ、高萩洋次郎、三田啓貴 (71’内田宅哉)
DF 小川諒也(91’丹羽大輝)、木村誠二、渡辺剛、中村帆高(71’中村拓海)
GK 林彰洋
sub:波多野豪、品田愛斗

横浜FC
FW 皆川佑介(76’一美和成)、瀬沼優司(89’斉藤光穀)
MF 松尾佑介、手塚康平、安永玲央、斎藤功佑(83’ドミンゲス)
DF 袴田祐太郎(76’志知孝明)、小林友希、伊野波雅彦、瀬古樹(89’熊川翔)
GK 南雄太
sub:市川暉記、中村俊輔

なんか熱くなる試合だったな・・・

公式戦4連勝だ!

総合力が上がってる気がする

 ここのところ好調を続けている。今日のターンオーバーは森重と安部がお休み。先発に入ったのはこの試合がJ1デビューとなった19歳のCB木村誠二。去年のJ3のメンバー表で名前は見たことあったけど、ちゃんとプレーを見るのは初めてだった。186cmの上背は魅力的だ。あと眉毛が力強い。

 ディエゴの欠場は気になるね。これで2試合連続ベンチ外だし、もしかして怪我とかしてるのかな?正式なことはわからないが不安です。しかしその穴を埋めるのは田川。反転からのゴールは綺麗だったが、それ以外にもボールを受けたり守備に走る姿勢が向上していたように思う。うかうかしていると永井の位置に入ることもあるんじゃないだろうか。

 パスを繋ぎたい横浜のお株を奪うように、ポゼッションモードで試合に入った。序盤は良かったが、徐々に相手が慣れてくると、今度は東京のビルドアップが詰まり始めた。

 最終ラインの面々が誰も縦パスを入れられない上に、高萩のところを抑えられてボールを運べなくなった。木村は後半にはいいフィードを何度か見せていたから、何試合か経験すれば出来そうだ。前も言ったけど、三田が降りてくるべきなのに、常にFWに吸収されていてボールを引き出せないでいる。あそこは改善しないと田川も消してしまう。

 永井が少し疲れていたのか、いつもより切り替えが遅く、あまり守備のスイッチ役になれていなかったことでハーフタイムに交代となった。出てきたアダイウトンは気合十分。久しぶりに点が欲しい展開で使われたからかな。結構下がって守備もしていてこれなら計算できるなと思えた。

 内田も原も、勝ち越しを狙う展開で使われたことに応えようと奮闘していた。特に内田はこれまでで一番良かった。割と狭いスペースでも焦らずにパスコースを見つけられるし、出した後に自分でまた受けに走れるので崩しに向いてる。

 原はやはり決定力が魅力。この出場時間で3ゴールは多分チーム1のコストパフォーマンスだ。目の前のDFの触れたクロスボールをあんな風にトラップするなんて正直考えられないスーパープレーだった。そのギラギラ感は忘れないで欲しい。

 そうあと、直接点には絡めなかったけど、20分の出場で見せた拓海の存在感は凄まじかった。たった一人で停滞していたサイド攻撃を活性化させた。縦にいくべきかシンプルにパスをするべきかの判断が機械のように正確で、帆高に比べてそもそもの足元の技術が高いので安心できる。2本はアシストになっていてもおかしくなかった。守備は帆高の方が安定しているが、攻撃に関しては拓海はだいぶ先にいる感じだ。このままだと再来年くらいには海外ぞ。末恐ろしい。

 最後にちょっと触れておくと、小川が足をつったことでかなり久しぶりに丹波が出てきた。もうどんな選手かもあやふやなくらい見ていなかったけど、出てきた瞬間の表情はなんか頼もしくてかっこよかった。特にプレーはなかったけど。

 上手く書けなかったけど、なぜか熱くなれる好ゲームだった。レアンドロが外しまくってくれたおかげかな。若い選手たちが追う展開でも出せるようになってきたことで、かなりチーム力が上がってきた。今月だけであと6試合もあるけど、なんとか乗り越えていけそうだ。

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